Tues. Dec. 13, 2018 On site Multilingual Playgroup at Nagaokakyo-city2018 出張「多言語子育てひろば」 長岡京市中央公民館

Ashley Clayton-san had a talk at Nagaokayko-city Community Center on Dec. 13, about her child-rearing in Kyoto.

今年度も長岡京市中央公民館よりご依頼いただき、ジャフォールより講師を派遣いたしました。
(出張「多言語子育てひろば」)については、こちら。)

2018年12月13日(木)10:00-11:30
多文化共生子育て講座「長岡京で子育てを楽しもう!」
カナダ出身のAshleyさんが、日本での子育てについての講演、クリスマスの絵本読み聞かせ・歌の紹介を行いました。


アシュリーさんは、彼女の子育ての基本とする考え方について、古代ギリシャの哲学者、アリストテレスの名言を紹介しました。
"Give me a child until he is 7 and I will show you the man.”
7歳ごろまでに形成された性質・性格は、大人になっても根底は変わらない、という意味に意訳させてもらいました。
日本にも「三つ子の魂百まで」という言葉がありますね。

アシュリーさんは、京都での暮らしについてとても満足しているようです。子育てでは、創造性に富むようにいつも何か新しいことをやってみたり、ほかの人との関わりやお話しから学んだり、いつも子どもたちが活発に楽しく過ごせるように工夫しているそうです。

お話の中で、アシュリーさんが語った平日の1日のスケジュールは、とても目まぐるしいものでした。自分の時間はほぼなく、家のことと子供の世話と授乳でスケジュールがいっぱい、、、1日がバタバタと終わっていきます。おもわず「そうそう私も!」と思ってしまうお話に大きくうなずく参加者たちでした。

一方、心配なこともあるようで、参加者からアドバイスをいただく場面もありました。
・子どもが上着を着たくないとか、そういったときは、どう対処しているの?
・お父さんと子どものつながりが心配だけど、忙しいお父さんはこんな風に子どもと過ごしていますか?
・男の子、エネルギーがたっぷりで、どう遊ばせていますか?

当日の朝、2人のお子さんを持つ講師のアシュリーさんは、3歳の息子さんを保育園に送り届け、7か月の次男を連れて、待ち合わせ場所に現れました。当日通訳を務めた西も、小学生2人を送り出し、ママじゃないと絶対に幼稚園に行かないと泣きじゃくり離れない6歳を夫に託し、なんとか家を離れました。風邪が流行るこの時期に、綱渡りのようなお仕事でしたが、無事に講座を終えることができホッとしています。でもとても楽しい講座となりました!